大 会 ア ピ ー ル

                             2006年7月31日

                    日本国民救援会第53回全国大会
会員のみなさん
 日本国民救援会第53回全国大会は、日本を再び戦争と暗黒の国にしようとする危険な勢力と、人権と民主主義の花咲く未来を求める広範な国民とのたたかいが鋭く対峙する情勢のなか、7月29日から三日間にわたって、滋賀県で開かれました。
大会には、全国すべての都道府県と加盟団体から、代議員・特別代議員、大会を支える要員など509人が参加し、貴重な成果を勝ちとってきた各地の経験が生き生きと報告され、救援会の役割とその存在意義が光り輝いていることに確信を深めました。
大会では、第53回全国大会議案と新綱領「日本国民救援会のすすむ道」が全員一致で採択されました。

会員のみなさん
大会では、選挙弾圧事件の大石さん、国公法弾圧事件の堀越さん、宇治橋さん、そして来る8月28日に判決を迎える葛飾ビラ配布弾圧事件の荒川さんが無罪判決を勝ちとる決意を述べ、大きな激励を受けました。
「国民救援会のお蔭で逆転無罪を確定しました」と、お礼を述べる痴漢冤罪西武新宿線事件の丸山さんの晴ればれとした笑顔には祝福の拍手が、初めて壇上に立って緊張で言葉が出ない大阪地裁所長・オヤジ狩り事件の青年には「がんばれ」の声と激励の拍手が寄せられました。日野町事件・阪原さんの長女美和子さんが獄中の父を案じた救出の訴えをはじめ、すべての事件当事者、支援者の訴えに共感・感動し、ヒューマニズムに満ちた大会でした。
とりわけ、名張毒ぶどう酒事件、布川事件の再審開始を確定させ、再審・冤罪事件の支援運動のあらたな飛躍を勝ちとるため、全国で支援活動の強化が呼びかけられました。全国の支援で今年八〇歳になる奥西さんを死刑台から生きて取り戻すために、もうひとまわり署名を広げましょう。

会員のみなさん
大会は、創立以来78年、多くの先達があらゆる攻撃にひるむことなく立ち向かい、局面を能動的に切り開いてきた国民救援会の歴史に相応しく、力強い姿がみなぎっていました。
対米従属を深めながら侵略戦争を賛美する支配勢力がすすめている、憲法改悪や戦争準備の悪法制定と体制づくりへの告発、言論弾圧や国民監視網を強化している警察とのたたかい、冤罪事件や労働事件などすべての事件に勝利しようという当事者の決意、人権と民主主義の強大な砦を築くための国民救援会の拡大運動などなど、参加者の発言は、すべての分野で勇気と確信を与えるものでした。

会員のみなさん
第53回全国大会では、国民投票法案や共謀罪などの廃案を要求する特別決議8本と、弾圧、冤罪その他人権侵害とたたかう事件の68本の要請決議が採択されました。このことは、日本の各地でこれほど多くの深刻な人権侵害事件が引き起こされ、多くの事件関係者が国民救援会に期待を寄せていることの反映です。
いまこそ、戦前からの伝統に輝く日本国民救援会が、その歴史の中で培い蓄積してきた力を存分に発揮してたたかい、2年後の創立80周年を記念する第54回全国大会を史上最高の組織現勢で迎えるために、会員のみなさんのさらなる奮闘を呼びかけます。
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