日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

2019年6月25日号

2019年6月25日号  

岡山・倉敷民商弾圧事件 禰屋さんに無罪判決を 地裁署名7万8千人分に  

 6月13日、岡山地裁に昨年の5月2日以降27回目の要請をおこないました。個人署名の累計は7万8141人分となりました。
 禰屋(ねや)町子さんは、「脱税した本犯の建設会社の役員は、1日たりとも拘束されないのに、私が黙秘したことにより428日間も勾留させられたのは、民商に対する弾圧です。黙秘すれば人権を無視する『人質司法』です。検察や裁判所は憲法を尊重する義務があるのに守らなくてよいのか。今年6月6日に、カレーハウスCOCO壱番屋が法人税を20億円も申告漏れをしたことがわかりましたが、これを修正申告で済ませているのです。私は建設会社に年に数回訪問するのみで、建築現場の進行状況や建物の完成時期等を知るはずがありません。まして、会社の取引や会計資料を自由に閲覧し、内容を把握することはできません。検察は、この点について、私が関与したとする証拠は出しておりません。こんなズサンな立証で、私は5年5カ月も猗蛤畆圻瓩領場におかれ続けています。検察に公訴の取り下げを勧めてください」と倉成裁判長宛の要請書を読み上げました。
 要請終了後、地裁前で犹抉腓料覆┃瓩鬚こないました。
 6月11日には岡山地検に、公訴の取り下げを求める14回目の要請をおこないました。全国から寄せられた団体署名は、3235枚となりました。
 禰屋さんは、「取り調べで検察官は、何度も何度も自白するように迫ってきました。でも私は何もしていないので話すことはありませんでした。また高裁の破棄差戻し判決後、検察が10カ月以上もかけて、証拠を何度も何度も練り直すことは異常です。直ちに不当な起訴の取り下げを求めます」と力強く要請文を読み上げました。

静岡・袴田事件 再審開始し無罪を 要請行動と怒りの宣伝 最高裁  

 国民救援会も参加する「袴田巖さんの再審無罪を求める実行委員会」は、東京高裁で静岡地裁の再審開始決定が取り消されて1年たった6月11日、怒りの抗議行動をおこないました。
 袴田事件は現在、最高裁に特別抗告しています。実行委員会のメンバー16人は最高裁に署名3104人分を提出し、要請をおこないました。
 国民救援会神奈川県本部の田戸俊秀会長は、「48年間拘置した死刑囚が無罪となれば、裁判所の威信にかかわると思っているのだろうか。私は、最高裁が東京高裁決定を退けて再審を開始し、無罪判決を出せば、英断したことになると思う。市民の目線で考えれば、このまま再審を開かないことこそが、市民の信頼を失うものだ」と述べました。
 お昼休みは東京高裁前に支援者が集まり、宣伝行動と座り込みをおこないました。
 日本プロボクシング協会袴田巖支援委員会の真部豊さんは、「ボクシングに対する偏見があって、元プロボクサーの袴田さんが逮捕され、犯人に仕立て上げられた事件です。釈放されたとはいえ、袴田さんはいまだに死刑囚のままで、今後の裁判の結果によってはいつまた拘置所に戻されてしまうかわかりません。一日も早く無罪となるように、私たちも応援します」と訴えました。

滋賀・日野町事件 署名千人分を提出 検察の抗告棄却を要請 大阪高裁  

 5月29日、大阪高裁に対し、日野町事件の要請署名一千人分(累計9千人分)を提出し、要請をおこないました。この行動には滋賀、大阪、兵庫の支援者9人が参加し、「これ以上家族を苦しめないでください」「早期に検察の抗告を棄却し、再審開始を」と書記官に要請しました。
 要請に先立ち、昼休みに大阪高裁前で宣伝行動を展開(写真)。23人が参加し、ビラ300枚を配布しました。
 滋賀県本部の中野善之助会長をはじめ、各県の代表がリレートーク。中野会長は27日の布川国賠訴訟の勝利判決について触れ、「自白の強要や証拠隠しが違法と認定され損害賠償が命じられた。日野町事件も捜査に違法があったので警察の責任は厳しく問われるべき」と訴えました。(県本部版より)

茨城・布川事件国賠訴訟 国と県が控訴  

 5月27日に東京地裁で国(検察)、県(茨城県警)に賠償命令が出された布川事件国賠訴訟に「控訴するな」の要請書が多数寄せられましたが、国と県は東京高裁に控訴しました。

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