日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

2018年11月15日号

2018年11月15日号  

プロボクサー・八重樫さんも応援「袴田さんの再審無罪を」岩手・北上市で袴田事件集会  

 岩手・北上市で10月28日、「袴田巌さんの再審・無罪を求める岩手県集会」が開かれ、140人が参加しました。岩手県本部と北上支部が国民救援会創立90周年企画として開催。
 プロボクシング世界3階級制覇元チャンピオンの八重樫東(あきら)さん(北上市出身)が登壇し、ボクシングは殴り合いではなく、「打つ、かわす」の競技で、ボクサーだからと袴田さんを犯人扱いしたことが誤りで、プロボクシング協会の袴田支援委員会は再審・無罪のために支援を続けていると話し、会場から大きな拍手を浴びました。静岡県から駆けつけた袴田弁護団の角替清美弁護士は、2014年静岡地裁の再審開始決定を翻した検察と東京高裁判決の誤りを確かな証拠をあげて厳しく批判し、袴田さんの再審・無罪のために運動を大きく広げましょうと訴えました。会場から、八重樫さんの高校3年間の教師だった小田島良樹さんが、ボクシング部の八重樫さんのインターハイ優勝などを紹介し、救援会の会員として八重樫選手と再会した喜びを話しました。また、会場から「このような集会を開いたことはすばらしい」などの発言もありました。

最高裁係属冤罪5事件要請 公正な判断を求める 松橋に続き再審開始を  

 10月26日、再審・えん罪事件全国連絡会の呼びかけで最高裁係属冤罪5事件の要請行動がおこなわれ20人が参加しました。
 現在、宮城・仙台北陵クリニック事件、栃木・今市事件、静岡・袴田事件、滋賀・湖東記念病院人工呼吸器事件、鹿児島・大崎事件の5事件が最高裁に係属しています。
 この日の要請行動では、松橋事件に続き、残る5事件についても証拠を公正に判断して最高裁が正義を実現するように求めました。
 最高裁要請に初めて参加した東京・豊島支部の望田冨士子さんは、湖東記念病院人工呼吸器事件について「西山さんと同じく看護助手として勤めてきた経験から、看護助手が人工呼吸器を扱うことはない。大阪高裁が亡くなった患者は自然死である可能性が高いとして再審開始決定をしたこと踏まえて、ぜひ、最高裁は西山さんの再審開始を確定させてください」と、訴えました。
 また、今市事件の勝又拓哉さんのお母さんは、「日本はアジアで一番の先進国で、裁判官も神様のように公正と思っていた。まさかこんな判決になるなんて、日本の司法はこれでよろしいと思っているのでしょうか」と、切々と訴えました。

宮城・仙台北陵クリニック事件 再審開始求め 両親らが要請  

 10月29日、北陵クリニック事件の守大助さんを支援する全国連絡会主催の最高裁要請行動がおこなわれ、北は北海道から南は高知までの各地から支援者と守(もり)大助さんの両親あわせて33人が参加しました。お母さんの守祐子さんは、「息子は患者さんの回復を願いつつ医師の指示のもとに点滴をしたもので、絶対に患者さんを殺めていません」「1日も早く『母さん帰ってきました』と息子の声を聞きたい」と切々と訴えました。

NO MORE ENZAI! コンサート  

 茨城・布川事件国賠訴訟の桜井昌司さんと仲間たちによるチャリティーライブ2018「NO MORE ENZAI!」が、10月29日、東京都内で開かれました。
 映画「獄友」がきっかけで結成された獄友バンドの中心である、ミュージシャンの小室等さんらが出演。
 第1部は桜井さんと獄友イノセンスバンドが次々と登場。第2部は桜井さんの獄中詩を田中泰子さんが朗読。桜井さんの軽快なおしゃべりとともに、「母ちゃん」など、数曲を楽しみ、最後は全員で「ゆらゆら春」を歌いました。

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