日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

2014年08月15日号

2014年08月15日号  

東京・三鷹事件 竹内さんに再審無罪を 現地調査で運動強化を誓う  

 旧国鉄三大謀略事件の一つ・三鷹事件が起きてからちょうど65年目の7月15日、三鷹事件の真相を究明し、語り継ぐ会(代表世話人・松本善明元衆議院議員ら3人)は現地調査をおこない、竹内景助死刑囚の再審開始をめざし運動を強化することを誓い合いました。
 事件は1949年のこの日夜、7両編成の無人電車が暴走して脱線・転覆、6人が死亡、20数人が重軽傷となったものです。共産党員や国労組合員ら12人が逮捕・起訴され、他の被告は全員が無罪となるなか、竹内さんのみが死刑判決が確定。再審開始の可能性が見えた矢先、病のため無念の獄死を遂げました。2011年11月竹内さんの長男が死後再審請求。
 現地調査には遠くは愛知、静岡から、計38人が参加。禅林寺にある事件の遭難犠牲者慰霊塔に花を供え、線香を上げて犠牲者の冥福を祈りました。三鷹駅が一望できる跨線橋では、同電車区勤務30年以上の手塚長三事務局次長が古い住宅地図などを使いながら、事件当時の状況を説明しました。三鷹駅前では乗降客らに三鷹事件の冤罪性について、訴えました。
 交流会では、「竹内さんの無罪を勝ちとらねば、真の戦後は終わらない」「松川事件と連動させ運動を全国に広めよう」などの発言が出されました。
(語り継ぐ会・石塚勝)

国連・自由権規約委員会第6回審査 今回も厳しい勧告 国民救援会から代表が傍聴  

 7月15、16日の両日、スイス・ジュネーヴの国連欧州本部で自由権規約委員会による第6回日本政府報告審査がおこなわれました。審査は、自由権規約を批准している国が、国内で規約を守って人権を保障しているのか否かを、政府に報告書を提出させておこないます。国民救援会は、政府の2度の報告書提出に合わせて、日本の実態について2度報告書を提出し、自由でない日本の選挙活動のことや、冤罪を生んでいる刑事司法などについて告発をおこないました。
 今回の審査では、今年3月に再審開始決定が出された袴田事件を題材に、代用監獄や取調べ、死刑制度、死刑確定者の処遇などの問題が大きく取り上げられ、なかでも代用監獄制度については、委員から「当委員会では、1988年から問題であると勧告しているのに、変わらないのはなぜか」などの厳しい追及もされました。審査後、日本政府に対して、代用監獄の廃止、取り調べの弁護人の立会いや完全可視化、死刑制度廃止への十分な検討の実施などの勧告がされました。その他、特定秘密保護法、ヘイト・スピーチ、従軍慰安婦(性奴隷)問題なども取り上げられ、日本政府に厳しい勧告がされました。
 今回の審査には、国民救援会から鈴木亜英会長や濱嶋隆昌中央常任委員が傍聴参加しました。次号以降に、レポートを掲載します。

第212次最高裁要請 4事件26人が宣伝と要請を  

 7月16日、第212次の最高裁統一要請行動がおこなわれ、4事件と国民救援会から26人が参加しました。早朝、最高裁前で宣伝をおこない、労働・民事事件と刑事事件に分かれて要請。労働・民事事件では、鳥居公務災害事件、専修大学解雇事件、JMIUオリエンタルモーター賃金差別事件の原告や関係者が公正な審理を要請しました。刑事事件では、福井女子中学生殺人事件の前川彰司さんが署名6888人分を提出し、「私は無実、1日も早く再審開始決定を」と訴えました。

痴漢冤罪事件 東京・三鷹バス無罪判決が確定  

 東京高裁で7月15日に出された東京・三鷹バス痴漢冤罪事件の津山正義さんの逆転無罪判決は、検察が上告を断念したため、確定しました。

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