日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

福井女子

 福井女子中学生殺人事件の再審請求審で、弁護側・検察側双方の鑑定人の尋問が1月7月、名古屋高裁金沢支部で行われました。弁護側から日本大学医学部・押田茂實教授が、検察側から帝京大学・石山夫教授が尋問に立ちました。 
 事件は、1986年、福井市で女子中学生が殺され、その犯人として前川彰司さんが逮捕・起訴されました。前川さんは「自白」をせず、一貫して無実を訴え、一審は無罪となりましたが、二審・名古屋高裁金沢支部は懲役7年の逆転有罪判決を出し、最高裁で確定しました。前川さんは、誤った裁判のやり直しを求め、2004年再審を請求しました。
 今回の尋問の主要な争点は、ヽ猟蠖海如∩粟遒気鵑殺害行為後に血まみれの状態で乗用車に乗り、ダッシュボードにべっとりと血を付けたが、その血痕を18時間放置後に、ティッシュペーパーに唾液をつけたもので拭き、ガソリンスタンドで入念な清掃がおこなわれたと考えられるので、血痕が検出されないとしても不自然ではないと認定しましたが、押田教授の鑑定実験では、いずれもルミノール反応が出たことをどう見るか、被害者は顔などに50カ所以上刃物によるキズをつけられていましたが、その傷痕から、現場に残されていた2本の文化包丁以外の刃物(凶器)があったと言えるか否か、などです。
 当日は、国民救援会の福井、石川、富山、長野各県本部から24人が駆けつけ、宣伝・報告集会をおこないました。11時から1時間、市内の繁華街で参加者でハンドマイクで訴えながら、雪降る中、通行人にビラ360枚を配布し、署名34人分を集めました。午後5時から弁護団から報告を受ける集会を行いました。
 今月20日も、両証人に対する尋問がひきつづきおこなわれます。国民救援会では、宣伝・報告集会を予定しています。

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