日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

世田谷上告

  • 最高裁は違憲無罪を 世田谷国公法弾圧事件が上告趣意書提出(1月31日)
     世田谷国公法弾圧事件で、宇治橋さんと弁護団は1月31日、最高裁第2小法廷に対し、上告趣意書を提出し、「審理を大法廷に回付し、違憲無罪判決を」と求めました。
    事件は、2005年、休日に、職場とは関係のない地域で、職務とは関係なく政党ビラを配布していた宇治橋眞一さん(当時、厚生労働省職員)が、国家公務員の政治活動を一律全面的に禁止した国家公務員法と人事院規則に違反するとして弾圧されたもので、一・二審と不当判決(罰金10万円)を受け、最高裁に上告しています。
     当日は、世田谷事件と国公法弾圧堀越事件の最高裁での勝利をめざす国公法共闘会議の呼びかけで、上告趣意書提出の激励行動と報告集会がおこなわれ、35団体95人が参加しました。この日、最高裁に個人・4万1160人分、団体1029団体分の署名が提出され、累計で8万2137人分、2451団体となりました。
     激励行動では、最高裁正門に支援者が駆けつけ、最高裁に上告趣意書を提出する宇治橋さんと弁護団を激励しました。
    報告集会(衆議院第2議員会館)では、宇治橋さんが「なぜビラを配ったことが処罰されるのか。職務と関係のない行為を罰するのは異常だ。いま各地を回って支援を訴えているが、20万人署名を達成し、最高裁での勝利へがんばりたい」と決意を表明しました。また、堀越事件の堀越明男さんが連帯のあいさつに立ち、「(国公法を合憲とした)猿払判決を乗り超え、大法廷に回付し、無罪を勝ちとろう」と述べました。
     報告集会では、自治労連・野村幸裕委員長が開会のあいさつをおこない、代表世話人を代表して映画監督の大澤豊さんがあいさつ、日本共産党の井上哲士参議院議員が連帯のあいさつをおこないました。上告趣意書の内容について、佐藤誠一弁護団事務局長が報告しました。会場からの発言では、愛知・東三河や岡山、2事件の地元・中央区と世田谷区でのたたかいなど活発なとりくみの経験が発言されました。
     今後のとりくみについて共闘会議からの行動提起がおこなわれ、違憲無罪判決を要請する20万署名の推進、堀越事件の捜査を指揮した元検事の古田裁判官の回避請求の推進、最高裁要請行動、上告趣意書学習会(3月24日、平和と労働センター)の成功などが提起されました。
     最後に、国民救援会・鈴木亜英会長が閉会のあいさつに立ち、「2事件で勝利することは、公務員の政治的権利を拡大するだけでなく、国民の自由を拡大し、民主的な社会を築いていくことにつながるものである」と述べ、共同したたたかいを広げようと呼びかけました。

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