日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

三鷹バス痴漢冤罪事件

国民救援会の支援事件

東京・三鷹バス痴漢冤罪事件  

事件の概要  

  2011年12月22日、JR吉祥寺駅から京王線仙川駅にむかうバスの車内で「スカートの上からお尻をなでた」として津山正義さん(公立中学校教諭、起訴休職中)が逮捕されました。
  津山さんは、吉祥寺で同僚たちと懇親会で飲食した後、学校に置き忘れた財布を取りに駅前の停留所から仙川行きのバスに乗りました。
  津山さんは、脱着がしやすいよう肩ひもを伸ばしたリュックサックをお腹側にかけて乗車していました。吉祥寺から八つ目の停留所の手前で、前にいた女性がこちらをにらんで何かつぶやいたので、津山さんは「何か気にさわるようなことがあったのか」と思い、トラブルを回避するつもりで「ごめん、ごめん」と言いました。すると女性は津山さんの手を掴んで「降りましょう」と言うので「勤務校へ向かうバスで騒ぎはいやだ」と思い、一緒に降車しました。
  降りた停留所で、痴漢をしてないことをはっきり言って、その場を立ち去ったところ、一台後から来たバスの運転手と若い男が追いかけてきて、津山さんは「痴漢の犯人」として取り押さえられたのです。
  この事件で、女性は痴漢行為を見たわけでも、痴漢をしている手をつかまえたわけでもありません。女性の「さわられた」という供述があるだけで、これを補完する目撃証言など客観的な証拠は存在しません。
  逆に、逮捕後に行われた「微物鑑定」では津山さんの手から女性のスカートの繊維はまったく検出されませんでした。スカートの繊維はウール100%で壊れやすく、さわれば必ず繊維が手に付着するものです。実際、弁護団の実験では何回実施しても、スカートをさわれば必ず手から繊維片が検出されています。
  また、津山さんは車内で携帯メールを作成・送信し、その直後、女性と一緒にバスを降りています。検察側は降車前の時間帯に特に執拗な痴漢行為があったとしていますが、バスの車載カメラの映像ではこの時間帯の津山さんは「左手でつり革、右手でメール」の状態で痴漢はまったく不可能なのです。
  映像では乗車時、リュックサックを左肩だけにかけていた津山さんの姿が確認できます。これが女性の臀部に接触することは同じ身長の人を相手にした再現実験でも明らかです。事件の真相は、リュックが女性の体にあたり「痴漢」とカン違いさせたことが原因なのです。
  2013年5月8日、東京地裁立川支部は「被害者女性」の供述を鵜呑みにし、「左手でつり革、右手でメール」の映像については、左手が隠れた短時間をとらえて「犯行が不可能とはいえない」などとして、無理やり辻褄を合わせた事実認定をおこない、津山さんに罰金40万円の不当判決を下しました。
  津山さんと弁護団はただちに控訴し、現在東京高裁でたたかっています。

守る会の連絡先/署名等  

  • 連絡先 三鷹・バス痴漢冤罪事件を支援する会
     〒190-0021 立川市羽衣町2-29-12 国民救援会気付
     TEL/FAX 042(524)1532

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