日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

埼京線痴漢えん罪事件

国民救援会の支援事件

東京・埼京線痴漢えん罪事件  

事件の概要  

 2012年11月28日夜9時半ごろ、帰宅途中の石田崇さん(当時45歳)は、新宿から乗車した下り埼京線の電車内で女子高生に痴漢に間違えられ、赤羽警察署に逮捕されました。電車内にいたときから無実を訴えていた石田さんは、赤羽署で逮捕されたとわかってからは黙秘を貫きました。12月19日に起訴。同月25日に保釈されるまで一カ月以上にわたり勾留されました。

裁判では、\佚弔気鵑女子高生の証言通りに痴漢をしようとすると不自然な姿勢になるところ、電車内の防犯カメラの映像にはそのような姿勢は映っていなかったこと、⊇子高生は「手首、腕、肩、顔を順に確認し」て犯人を特定したと証言したが、このような特定行為は防犯カメラの映像には映っていなかったこと、石田さんの手指からは女子高生の着衣の構成繊維が検出されなかったこと、などが明らかになりました。

しかし2013年12月20日、東京地方裁判所刑事第3部(齊藤啓昭裁判官)は石田さんに対し「罰金30万円」の不当な有罪判決を出しました。判決は、女子高生の証言について、カメラの映像など客観証拠に照らした慎重な吟味をすることなく信用性を認め、女子高生の証言に合わないことを理由に石田さんの訴えの信用性を否定しました。「不自然な姿勢による痴漢行為」については、弁護団が女子高生の証言をことさら強調し、あえて無理な姿勢を取らせたものだ、として退けましたが、証言通りの痴漢行為がどのような姿勢になるか裁判官の判断はいっさいなく、自らの都合の悪いことに“頬かむり”をしました。「特定行為」については、検察側が提出した「再現」写真によってさえも、視認するには顔を振り向けなくてはならない様子が写っているにもかかわらず、「目線を左に向ければ、振り返らなくても犯人の手を確認することができた」と、客観証拠を頭から無視したでたらめな認定をしました。
 
 東京高等裁判所第4刑事部は2015年3月24日、一審判決を破棄し、石田さんに無罪を言い渡しました。

守る会の連絡先/署名等  

  • 連絡先
    〒101‐0032 千代田区岩本町1‐12‐12‐301 牛尾方 「石田崇さんの無罪を勝ちとる会」

powered by Quick Homepage Maker 3.60
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional