日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤に、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える人権団体

国民救援会の組織

国民救援会の組織  

国民救援会は、「思想、信条、性別、社会的身分、人種など違いをこえて団結し、社会的道義を守って、弾圧や人権侵害を許さないためにたたかい、人権を侵害された犠牲者とその家族を大衆的運動で救援する」ことを目的にしています(規約3条)。

人権団体としては、国内ではもっとも長い歴史をもち、多くの会員を擁する組織です。弾圧事件や冤えん罪事件、労働事件など幅広く事件支援をしている団体は他国にありません。

このように発展してきた背景には、綱領にもとづく運動と、規約にもとづく民主的な組織活動があります。

組織体制  

国民救援会は、「会の目的に賛同し、会費を納め、会の運動に参加し、協力する個人会員と団体会員で組織」されています(規約4条)。 国民救援会は、全国単一の組織で、中央本部が東京に置かれ、47都道府県には地方本部が組織されています。そのもとに、市区町村・郡を単位とした支部が、また地域・職場・学校などに班が組織されています。

財政は、会員の納める会費(月600円・救援新聞代を含む)と、会の運動に賛同し寄せられる寄附金でまかなわれています。

機関と運営  

国民救援会は、2年に1度開かれる全国大会で方針や予算・決算・役員などを決定・選出します。大会から次期大会までの最高議決機関は中央委員会で、2年に3回以上開かれます。また、執行機関は、中央常任委員会です。

都道府県本部の場合は、毎年大会が開催され、支部も年1回大会を開催しています。

救援新聞  

救援新聞は、国民救援会が創立された翌年1929 年12 月21日に創刊されました。各地で発行されていたガリ版刷りの「救援ニュース」が救援運動の広がりにともなって活版の救援新聞が刊行されるようになりました。

戦前は、最高で9 千部を発行しましたが、国民救援会への弾圧がつよまるなか、1933年75号で発行停止となりました。 戦後、1949 年に再刊され、全国の会員の協力によって、約5万部を月3回定期的に発行するまでに発展しました。いまの、手をつなぎあう題字のデザインは、公募によって2001 年4月5 日号から採用されたものです。

会員は「人権の守り手」  

国民救援会の会員は、国民救援会の組織を支え、地域・職場・学校で、「人権の守り手」として活動をしています。 会員は、どのような活動をするのでしょうか。それは、決して難しいことではありません。一人ひとりの条件を生かしながら、次のようなことをすすめます。

事件支援をすすめます  

署名活動は、誰でも参加できる事件支援の活動です。公正な裁判を実現させ、事件関係者を励ます「法廷外の傍聴人」として、これまでも重視してとりくまれてきました。署名が多く届けられることで、多くの国民がその事件に関心を寄せ、裁判官の良心に訴える力となります。

救援新聞を読みます  

救援新聞は、会員と組織をむすぶ大切な絆です。人権や民主主義にかかわる情勢や事件のたたかい、各地の国民救援会の活動が生きいきと紹介されています。まず救援新聞を読むことが大切です。また、救援新聞を活用して、まわりの方に国民救援会への入会をすすめます。

会費を納めます  

会員が納める会費が、国民救援会の運動と組織を支えます。会費によって、事件の支援などの救援運動や、救援新聞の発行も保障できるのです。「私は会費しか納められませんが」という方がいますが、会費を納めることは大切なことです。

支部は「地域の人権と民主主義をまもるセンター」  

綱領の「国民救援会の活動」の5つの柱を実現するためにも、支部を中心に日常不断に草の根から運動をすすめることが必要です。

警察は、「治安悪化」などを理由に不安をあおり、住民を巻き込んだ監視体制を強化しようとしています。また、自治体では、国民保護条例や「生活安全条例」、拡声機規制条例改悪など、警察権限を強めたり、住民の人権を規制したりする動きが強まっています。いまこそ、地域のなかで、「人権と民主主義を守るセンター」の旗を高くかかげて活動することが求められています。

支部は、地域に根ざした救援運動をすすめ、国民救援会の運動と組織を支えています。現在、400を超える支部が、「自立した支部活動をすすめる6つの重点」(*)にそって、「地域の人権と民主主義を守るセンター」として活動をすすめています。そして、空白地域における支部の結成と、支部の拡大・強化がすすめられています。
●署名、宣伝、学習活動など、事件の支援を草の根で広げるために、支部の果たす役割は大きくなっています。また、街頭宣伝や講演会などを開き、広く市民に人権や民主主義にかかわる問題を知らせていくことの重要性も増しています。さらには、合葬推薦活動も大切な活動です。
●弾圧・干渉を許さず、学習・啓発活動、警察の選挙干渉・違法行為を監視する民間パトロール活動など、国民救援会の活動に期待が高まっています。
●会費集金や救援新聞の配達など、もっとも基本的な組織活動を安定的に行うために、支部の役割は大切です。また、バスツアーや新年会、新入会員歓迎会など、会員のさまざまな要求をくみ上げて実現することも大切です。このように支部の果たす役割はますます重要になっています。

「自立した支部活動をすすめる6つの重点」  

〔魄体制を確立し、会議を定例化します。
日常的な事件支援の運動や募金活動にとりくみます。
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で1回の支部大会を開催します。
セ件や救援運動の学習をすすめ、支部ニュースを定期的に発行します。
Ψ弉菘・日常的に会員拡大と班づくりにとりくみます。

基礎組織は「班」  

国民救援会の基礎組織は「班」です。職場や地域、学校で3人以上の会員で組織します。現在、全国各地に約1200の班があります。

国民救援会の運動を知らせ、広げるうえで、市民・労働者・学生などのもっとも身近で活動している組織が班であり、その役割はいっそう増しています。とりわけ、労働者のなかで活動する職場班の結成・確立強化が大切になっています。

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